
地鎮祭は「家づくりのはじまり」を祝う大切な儀式
地鎮祭(じちんさい)は、これから家を建てる土地の神様に工事の安全と家族の繁栄を祈る神事です。
新築や注文住宅のスタートを正式に迎える節目であり、古くから日本の家づくりに欠かせない儀式とされています。
「誰を呼べばいいの?」「どんな準備が必要?」と悩む方も多いですが、事前に流れとマナーを知っておけば安心です。
【有限会社 野口住建】では、地鎮祭の段取りや当日の準備もサポートし、施主さまが安心して家づくりを始められるよう丁寧にお手伝いしています。
1. 地鎮祭の基本|目的と流れを知っておこう
地鎮祭の目的
- 土地の神様(氏神様)に、工事の安全と家族の幸せを祈る
- 建築前に土地を清め、「ここに家を建てます」と報告する
- これから始まる家づくりへの感謝と決意を形にする
実施タイミング
基礎工事に入る直前、建築着工前に行うのが一般的です。
午前中に行われることが多く、日取りは大安や先勝など“吉日”を選ぶケースもあります。
式の流れ
- 修祓(しゅばつ)=参列者・土地のお祓い
- 献饌(けんせん)=神饌を供える
- 地鎮(じちん)=施主や施工者による鍬入れの儀
- 玉串奉奠(たまぐしほうてん)=玉串を神前に捧げる
- 神酒拝戴(しんしゅはいたい)=神酒をいただく
野口住建では、神主の手配から供物の準備、当日のスケジュール調整まで一括サポート。初めてでも安心して臨めます。
2. 地鎮祭の参加者|誰が出席するのが一般的?
施主(家を建てる本人・家族)
主役はもちろん施主とその家族。
ご夫婦やお子さんがそろって参列し、家族みんなで新しい住まいのスタートを迎えるのが理想的です。
親や親族
両親や義両親を招くケースも多く、特に資金援助を受けている場合や、親が家づくりを楽しみにしている場合は声をかけておくと喜ばれます。
ただし、最近では「家族だけで行う」地鎮祭も増えています。無理に呼ぶ必要はありません。
施工会社・工務店
現場監督や営業担当、設計士など、実際に工事に携わるスタッフが立ち会うのが一般的です。
野口住建では、一級建築士や現場監督が必ず参列し、安全祈願と現場確認を同時に行います。
神主(神社関係者)
神事を執り行う神主が出席し、土地を祓い清めます。
地鎮祭は宗派を問わず神式が多く、神社への依頼が一般的です。
ご近所
近隣住民を招く必要はありません。
地鎮祭当日は参加せず、後日「これから工事が始まります」と挨拶を行うのが現在の主流です。
3. 地鎮祭のマナー|服装・時間・お供え物
服装
特別な正装は不要ですが、「清潔感のある服装」を心がけましょう。
男性はスーツまたはジャケットスタイル、女性はワンピースやシンプルなセットアップが無難です。
工務店スタッフは作業服または統一ユニフォームで参列することが多いです。
所要時間
おおよそ30分〜1時間程度。
挨拶・準備・片付けを含めても1時間半ほどを見ておくと安心です。
お供え物
神主が準備する場合が多いですが、依頼先の神社に事前確認を。
代表的な供物は以下の通りです。
米・塩・酒・水・果物・野菜・魚など、地域によって異なります。
初穂料(神主への謝礼)
相場は2〜3万円。
のし袋に「初穂料」または「玉串料」と書き、表書きは「上棟祭御初穂料」などに準じます。
4. 手土産・お祝いは必要?|参加者への配慮ポイント
親族や関係者へのお礼
親や親族が参加してくれた場合、菓子折りなどの軽い手土産を渡すと丁寧です。
形式ばった贈り物ではなく、「今日はありがとう」という気持ちを添えるのが大切。
工務店スタッフへのお礼
基本的には不要ですが、感謝の言葉を伝えることで良い関係を築けます。
「これからよろしくお願いします」と声をかけるだけでも十分です。
神主へのお供え
初穂料とは別に、神饌(しんせん)として果物や酒を用意する場合があります。
内容や数量は神社の指示に従いましょう。
近隣挨拶のタイミング
地鎮祭が終わったら、近隣に「工事が始まります」と挨拶に回るのがマナー。
野口住建では、近隣挨拶を含めた工事前サポートを実施しており、施主が安心して任せられます。
5. 地鎮祭後にすべきこと|お礼と報告のマナー
神主へのお礼
式後に「本日はありがとうございました」とお礼を伝えるのが基本。
後日、お礼状を送るとより丁寧です。
親族・参加者への感謝
遠方から来てくれた親族や参加者には、当日または翌日に「無事に地鎮祭を終えました」と連絡を。
写真を共有すると、家づくりへの期待が一層高まります。
施工会社へのお礼
特別な贈り物は不要ですが、「これからよろしくお願いします」と伝えることで信頼関係が深まります。
野口住建では、地鎮祭後すぐに現場の安全確認と基礎工事前の打ち合わせを行い、次のステップへと進みます。
6. 地鎮祭にまつわる「よくある疑問」Q&A
Q1. 雨が降った場合は?
テントを設置して実施するのが一般的。よほどの悪天候でなければ延期せず行います。
Q2. お祝い金をもらった場合どうする?
親族などからお祝いをいただいた場合は、後日お礼状や菓子折りでお返しを。
金額はお祝いの1〜3割程度が目安です。
Q3. 地鎮祭をしないのは非常識?
近年は「行わない」選択も珍しくありません。
ただし、家づくりの節目として気持ちの整理ができる行事でもあるため、多くの方が実施しています。
野口住建でも、希望に合わせて柔軟に対応しています。
7. 有限会社 野口住建がサポートする「安心の地鎮祭」
野口住建では、一級建築士が地鎮祭当日に立ち会い、敷地や方位、設計内容を最終確認します。
当日の段取り(テント設営・供物・神主手配)も一括でサポートし、施主が安心して当日を迎えられるよう準備を行います。
地鎮祭後には、基礎工事前の安全確認を実施し、
**「高断熱・高気密×耐震等級3相当」**の高性能住宅を一貫施工。
福岡・筑後・久留米・大川エリアに根ざした地域密着の家づくりを続けています。
8. まとめ:地鎮祭は“安心と感謝”のはじまり
地鎮祭は、これから家づくりを始める家族にとって特別な日。
参加者やマナーを知っておくことで、安心して神事を迎えることができます。
一級建築士が立ち会い、準備から施工まで一貫対応する【野口住建】なら、初めての地鎮祭も心強いサポートで安心です。
“安全・快適・高性能”な家づくりの第一歩を、信頼できるパートナーとともに踏み出しましょう。




