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白い屋根には遮熱効果が?機能性と見た目を両立する方法をご紹介!

白い屋根は、夏の暑さを軽減し、エネルギー効率を向上させることで知られています。
しかし、その反面、見た目に関するデメリットがあります。
そこで、本稿では、白い屋根のメリット・デメリット、デメリットの対策方法をご紹介します。
白い屋根を検討している方はぜひご覧ください。

□白い屋根のメリット・デメリットとは?

白い屋根には、以下のような特徴があります。

*遮熱効果が高い

白い屋根にする最大の特徴は、遮熱効果が高いことです。
黒色は光を吸収し、白色は光を反射することは皆さんご存じでしょう。
実際に、真っ黒な屋根では、太陽光の約28パーセントしか反射しませんが、真っ白な屋根は太陽光の約91パーセントを反射します。

家の中で太陽光を一番受ける場所が屋根です。
そんな屋根を白く塗ることで、太陽光を反射し、建物にこもる熱の量を減らせます。
室内温度を2度から5度下げる効果があるとされており、その分、冷房にかかる費用を削減できます。

*目立ってしまう

日本では、屋根の色は暗く落ち着きのあるものが好まれています。
近年では、洋風の家が増えていますが、赤茶色、緑色が多く使われており、白い屋根の事例は少ないです。
そのため、どうしても白い屋根の家は目立ってしまいます。
周囲の景観から浮きたくないと考えている方は白い屋根は避けた方が良いでしょう。

*汚れやすい

家に付く汚れは黒や茶色系の色で白とは正反対の色になります。
そのため、屋根を白くしてしまうと汚れが目立ちやすくなってしまいます。

□機能性と見た目を両立するコツとは?

1.下屋根の色を変える

屋根は2階の上部分と1階と2階の間の部分に分けられます。
その中の1階と2階の間にある下屋根は目に入りやすいです。
そのため、下屋根の色を変えれば、周囲に溶け込みやすくなるでしょう。
下屋根の色を変えただけでは遮熱効果が損なわれることはないので安心してください。

2.グレーなど中間色を選ぶ

遮熱効果と見た目のバランスを取りたい方は黒と白の間であるグレーを選びましょう。
中間色であったとしても遮熱効果は期待できます。

□まとめ

白い屋根は、遮熱効果が高く、エネルギー効率を向上させる一方で、見た目に関するデメリットがあります。
特に、日本では屋根の色として暗めの色が好まれる傾向にあるため、白い屋根は目立ってしまう可能性があります。
また、汚れも目立ちやすくなってしまうため、美観を気にする方は白い屋根を避ける方が望ましいでしょう。
しかし、下屋根を濃い色に変える、または中間色を選ぶなどの方法を使うことで機能性と見た目を両立させられます。

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