4人家族にとって快適で理想的な住まいを考える際、間取りは欠かせない要素です。
今回は、二階建ての住宅における理想的な間取りについて、特に、快適に暮らせる広さと間取りを考えるポイントをご紹介します。
4人家族の方々にとって、理想の住まいのイメージを広げる一助となれば幸いです。
□快適に暮らせる広さはこのくらい！
国土交通省のデータによると、4人家族の場合、約29坪から38坪が必要になります。
1坪はたたみ2畳、約3.3平方メートルを指します。
このデータは、生活するためには一人あたり8坪から10坪程必要になるという計算から求められたものです。
実際、注文住宅の住宅面積の全国平均は約38坪となっています。
ライフスタイルによって必要な間取りは変わりますが、これらの坪数を目安に間取りを検討していただくと失敗は少なくなります。
□4人家族が間取りを考えるポイントとは？
4人家族は2LDKから4LDKなどさまざまな選択肢が存在します。
家を建ててから後悔しないよう以下の点をおさえて間取りを検討しましょう。
1.夫婦の個室はどうするか
間取りを考えるにあたってまず決めるのは夫婦の個室をどうするかです。
一般的には夫婦の個室を一室用意します。
テレワークが普及してきた現在、寝室の一角に書斎を設けるご家庭が多くなっています。
2.子供部屋はどうするか
子供部屋を考える時は、お子様の人数、性別、使う期間を踏まえて決めると失敗が少ないです。
同性同士で年齢が近い場合は広めの1部屋を共同で使うのもおすすめですが、それ以外のパターンだと1人1部屋が無難になります。
3.収納やゲストルームはどうするか
個室以外にも収納やゲストルームも検討が必要です。
特に荷物が多いご家族では大容量の収納を用意する必要があります。
荷物の量を考えて1部屋プラスするのも良いでしょう。
宿泊する来客が多い場合はゲストルームも必要ですよね。
ただし、収納やゲストルームを増やしてしまうと居室に使える床面積が減少します。
快適に暮らしていくうえで何が重要なのか優先順位をつけながら間取りを決めていくようにしましょう。
□まとめ
4人家族の快適な生活には、約29坪から38坪の広さが必要です。
夫婦の個室は書斎スペースを設けることも一般的であり、子供部屋は人数や性別、使う期間に応じて考慮します。
収納やゲストルームは家族のニーズに合わせて設ける必要がありますが、床面積を減らすことになるため、優先順位を考えながら間取りを決定することが大切です。
新築をご検討中の方はぜひ当社までご連絡ください。
