住宅を新しく購入する際に気になるのが、予算をどう決めるかですよね。
この記事では、予算の決め方の目安をご紹介していきます。
新築のマイホームを購入する前にぜひ参考にしてみてください。
□無理なく購入できる範囲とは
まず、全国的にどのくらいの予算を住宅にかけているのでしょうか。
全国的には土地付きの注文住宅の平均として、建築費は2800万円、土地取得費が1300万円と言われています。
2018年に住宅金融支援機構がフラット35という住宅ローンを使用している方に対して行った調査の結果を参考にしました。
ちなみに住宅ローンの借入金額は平均で3500万円です。
では予算はどのくらいで設定したらいいのでしょうか。
一般的には住宅ローンを利用して、無理なく購入できる範囲は、年収の5~6倍と言われています。
年収400万円なら2000~2400万円、年収600万円なら2400~3000万円で考えると安心ですね。
上記はあくまで目安ですので、自身の経済状況や、家族構成をしっかり吟味した上で予算を決めましょう。
また、予算は土地と建設と諸費用に分けられます。
諸費用には、契約料や引っ越し費用などが含まれます。
住宅にかかる費用の1割程度と見積もりましょう。
これらの点に注意して総予算を決めて、それぞれの内訳にかけられる予算を決めましょう。
そうすることで、土地を決定したり、家づくりを考えたりする作業がスムーズに進みます。
□マイホームの維持費とは
建てる際の予算だけでなく建てた後にかかる維持費のことも考えておきましょう。
永続的にかかってくるので、自身の年収が維持費を払えるのかも吟味しましょう。
以下で住宅にかかる維持費を紹介します。
1つ目は修繕費です。
修繕費とはメンテナンスにかかる費用を前もって積み立てる費用です。
10年後には7万円程度、10~20年後には190万円程度、20~30年後には147万円程度がメンテナンスにかかります。
大体月々1万円程度の貯金をすれば全てのメンテナンスを受けることが可能です。
2つ目は固定資産税です。
これは土地と建物にかかるもので、月々10000~15000円程度かかります。
土地と建物に対する評価によって価格が決まるので、済めば済むだけ評価額が下がり、固定資産税も安くなります。
ちなみに新築は最初の3年間半額になります。
□まとめ
マイホームの予算の決め方をご紹介しましたがいかがだったでしょうか。
予算のかけすぎもかけなさすぎも後悔に繋がってきます。
自身の経済状況に適した予算を設定しましょう。
マイホームの予算決めについてなにか疑問があればぜひ気軽にご相談ください。