家を建てようと思っている方にご提案があります。
2階建てではなく、1階で生活が完結する「平屋」や「準平屋」を建てるのはいかがでしょうか。
なぜおすすめするのか、この記事で1階完結型の間取りのメリットを注意点とあわせてご紹介しますので、ぜひご覧ください。
□1階で完結する間取りにするメリットとは?
1.生活動線がスムーズ
2階建てだとどうしても生じてしまう階段の移動時間が省けます。
忘れ物をして2階に取りに上がるのが面倒な方は生活スペースを1階に集約してみてはいかがでしょうか。
2.家族が自然と集まりやすい
家族全員が1階で暮らすため顔を合わせる機会が自然と増えます。
コミュニケーションが増えて家族円満な暮らしになるでしょう。
3.階段の上り下りの負担がない
上下の移動は足腰に負担がかかります。
今は大丈夫だと思っていても、将来、体が思うように動かなくなったときに2階に生活スペースがあるととても不便ですよね。
また目が離せないお子様がいらっしゃるご家庭だと階段から転落してしまう恐れもあります。
現在だけでなく何十年も暮らす家だからこそ、平面の移動だけに収めてバリアフリーな生活を実現させましょう。
□1階完結型にする際の注意点とは?
1階完結型の家は一般的な家づくりとは少し異なります。
そこで以下で1階完結型にする際に意識したい点をご紹介します。
1.安定感のある外観を活かす
平屋や2階のスペースを限定した準平屋は重心が低く、安定感があります。
この見た目を活かすために、外壁材や色を工夫しましょう。
外壁材であればタイル、色であれば暗めな色を選ぶと重厚感が出ます。
2.勾配天井をうまく使う
平屋や準平屋を建てる際におすすめしたいのが勾配天井です。
勾配天井にすると天井が高くなり、家に開放感が出てきます。
追加で天窓や高窓を取り入れると自然光が降り注ぐ快適な家になるでしょう。
3.2階でコストをカットする
準平屋にする場合、コストのメリハリが重要になります。
どうせコストをかけるのであれば過ごす時間が多い箇所にかけたいですよね。
生活スペースである1階は充実させ、寝室や子供部屋が多い2階は簡潔にすることを意識しましょう。
□まとめ
1階で完結する間取りには以下のメリットがあります。
・生活動線がスムーズ
・家族が自然と集まる
・階段の上り下りの負担がない
老後も住み続けることを考えている方は平屋か準平屋にしてみてはいかがでしょうか。
家づくりについて何か知りたいことがあればお気軽にご相談ください。