リビングに吹き抜けを作る方は注意が必要です。
気を抜きがちな照明選びですが、照明は部屋の印象を大きく左右させます。
そこで失敗しないために失敗しやすい箇所と照明選びのポイントをご紹介します。
おしゃれな吹き抜けリビングを実現させたい方はぜひ参考にしてください。
□ここで失敗する!吹抜けの照明選び!
1.カタログスペックだけを見てしまう
照明のカタログを見るとどれだけの明るさかが分かるようになっています。
しかし、その数値だけを見て購入するのは要注意です。
カタログ上の明るさは通常の天井の高さに合わせて示されていることが一般的です。
光を拡散しやすい吹き抜けは、通常の照明よりも明るいものを選ぶ必要があります。
目安としては、2階吹き抜けに照明を設置すると体感の明るさは4分の1程度まで落ちてしまいます。
照明の数を増やすか、より明るいものを選ぶかの対策を施しましょう。
2.部屋全体をとにかく明るくしようとしてしまう
部屋を明るくしようと意識しすぎて落ち着かない空間に仕上がるのは避けましょう。
光が直接目に入らないように間接照明を使用すると明るさを保ちながらも落ち着きのある空間ができあがります。
3.吹き抜け部分だけで配置してしまう
平面図だけを見て照明を設置してしまうと2階部分とのバランスが取りづらくなります。
実際に天井続きとなる空間を確認しておくようにしましょう。
4.明るさがバラバラになってしまう
照明の数が少ないと明るさのムラが起こってしまいます。
明りだまりを作る演出以外は均等に部屋が明るくなるようにしましょう。
5.影が不自然に目立ってしまう
照明の位置が偏ってしまうと影が常に映ってしまいます。
またシーリングファンが影になれば羽根のちらつきが気になってしまいますよね。
光がさまざまな箇所からあたり、影が生じないようにしましょう。
□どうやってリビングの照明を選べば良い?
*スポットライト
1階の天井と2階の床があるあたりに配置してみましょう。
下の階を直接照らすだけでなく、天井に反射した光が間接照明として明るい印象にしてくれます。
*ブラケットライト
細長い形状であれば、広い範囲の壁面を照らせます。
意匠性のあるものであれば、アクセントとして吹き抜けがおりなす大きな空間を引き締めてくれます。
*ペンダントライト
サイズの大きいものでも、吹き抜けであればバランスよく配置できます。
シェードによって光の方向を変えられて、拡散するタイプであれば一体感のある空間を、傘のようなタイプはポイントを照らしてくれます。
□まとめ
リビングの吹き抜けでの照明選びをご紹介しました。
照明の明るさや色の温度1つで部屋の印象は大きく変わります。
どんな照明選びが良いのか、どんな吹き抜けにすれば良いのかお困りの方は当社にご相談ください。
納得のいく家づくりをお手伝いします。