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廊下は必要?廊下のない平屋のメリットをご紹介します!

廊下のない平屋とは、部屋同士を廊下でつなぐのではなく、各部屋がつながっている間取りの平屋のことです。
この間取りには、坪数を減らせたり、掃除が楽だったりとさまざまなメリットがあります。
しかし、周囲の視線や音が気になる方もいらっしゃいます。
そこで本稿では、廊下がない間取りのメリットと注意点についてご紹介します。

□廊下がない間取りのメリットとは?

廊下がない間取りには以下のようなメリットがあります。

1.坪数を小さくしやすい

廊下がないことで、何よりも家の総坪数を削減できます。
家を建てる際にかかる金額の一番大きなウエイトを占めるのが坪数です。
坪数が小さくなることで、建築にかかるコストをおさえられるでしょう。
ういたお金で設備にこだわっても良いですね。

2.掃除が楽

廊下がなくなるため、その面積分掃除が楽になります。

□廊下がない間取りの注意点とは?

廊下がない間取りはメリットだけではありません。
冷暖房効率が下がってしまったり、目線が気になったり、音が気になったりすることがあります。
それぞれの対処法を以下でご紹介するので、廊下がない間取りを検討している方はぜひご覧ください。

1.断熱性・気密性の良い家を建てて冷暖房効率を上げる

廊下は外の温度変化が部屋に伝わらないような緩衝材になっています。
そんな廊下がないと、冷暖房効率が下がりやすくなってしまいます。
そこで、高気密・高断熱住宅であれば広い空間を冷暖房しても光熱費がかかりにくくなります。

2.目線が気になる空間は壁で目隠しを作る

廊下が家の外からの視線をさえぎる役割を果たしています。
もし、廊下なしで視線が気になる場合は目隠し用の壁を採用すれば視覚的な圧迫感を軽減しながら採光、採風を確保できます。

3.音が気になるだけであれば簡易的な防音室も効果的

隣の部屋の音が気になる場合は簡易的な防音対策が効果的です。
壁内に断熱材を入れたり、パッキン付きの簡易的な防音ドアを採用したりするだけで音の伝わり方が大きく異なります。

廊下は温度、視線、音を部屋に伝えないために存在します。
もし廊下を省く際は、温度、視線、音を伝えない機能を補う設備を取り入れましょう。

□まとめ

廊下がない間取りには坪数を減らせる、暖房効率が良くなる、掃除が楽になるなどのメリットがあります。
ただし、冷暖房効率が下がりやすいため、断熱性・気密性の良い家を建てる必要があります。
また、周囲の視線や音が気になる場合は目隠しや簡易的な防音室対策が必要になります。
廊下のない間取りについて本稿の他にも知りたいことがある方は、ぜひお気軽にご連絡ください。

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