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二階建てでもバリアフリーに!長く快適に住める家に!

バリアフリーな生活環境を実現するため、二階建て住宅の設計にも注目が集まっています。
階段の代わりにエレベーターやスロープを設けることで、身体的な制約を抱える方々も快適に移動できるようになります。
さらに、手すりや段差のないバスルーム、広めの廊下なども配慮され、安心して暮らせる空間が実現します。
この記事では、バリアフリーな二階建て住宅の守っておきたい要素と注意点をご紹介します。

□守っておきたいバリアフリーの四大要素とは?

1.転倒防止

高齢になると足腰が弱くなり、転倒のリスクが高くなります。
また、小さなお子様がいらっしゃるご家庭でも転ばないか日ごろ心配になりますよね。
高齢者・小さなお子様の転倒は大けがにつながる恐れがあるため、転倒防止を心がける必要があります。
具体的には手すりの取り付け、段差の解消、滑りにくい床材の使用などが挙げられます。

2.広さ

介護が必要になったときのために介護するための広さを確保しておきましょう。
浴室やトイレなどは狭いと介護がしづらく、最悪事故につながる恐れもあります。

3.車椅子対応

将来車椅子で移動することも視野に入れて、スロープを設置したり、廊下や通路の出入口の幅を広くしたりなどの対策を施しておくべきです。
2階建てであればエレベーターの設置も視野に入れておきましょう。

4.住環境

高齢者は気温の変化に気付きづらく、熱中症やヒートショックを起こす可能性が高いです。
これらの危険を避けるために、部屋ごとの気温の変化がない住環境にこだわりましょう。
・高断熱の住宅にする
・浴室暖房機を導入する
・トイレや洗面脱衣所に小型暖房機が置けるようにする
・温水洗浄便座付きのトイレにする
・床暖房を導入する

これらを意識してみてください。

□バリアフリーにする際の注意点とは?

1.ライフプランを立てて優先順位を決める

バリアフリーは高齢者だけに寄り添うものではありません。
お子様や孫世代の生活の快適さも満たすのがバリアフリーです。
そんなバリアフリーな家にするためには、家族全員の成長やライフスタイルの変化に合わせた設備や間取りが必要になります。

全ての理想を組み込むことは予算上不可能なので、優先順位を決めながら考えるようにしましょう。

2.建て替えできる家の大きさを確認する

バリアフリーな家にしようと建て替えを検討している方は、注意が必要です。
容積率、建ぺい率、接道義務などを満たしているか確認するようにしましょう。

□まとめ

バリアフリーの四大要素は、転倒防止、広さ、車椅子対応、住環境です。
高齢者や子供の安全のために手すりの取り付けや滑りにくい床材の使用が重要です。
介護のために広いスペースを確保し、将来的な車椅子利用を考慮してスロープやエレベーターを検討しましょう。
また、高齢者の熱中症やヒートショック予防のため、住環境にも気を配る必要があります。
断熱性能や暖房設備、床暖房などを導入し、安心で快適な住環境を整えましょう。
注意点としては、家族全員のライフプランを考慮し優先順位を決め、建て替えを検討する際には法規制を確認することが重要です。

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