野地板は構造用合板の12mmを使用しました。
この場合の張り方は同じところに継ぎ目がこないように乱張りをします。
棟は換気棟をつけるために少し隙間をあけます。
外壁から小屋裏へ抜けてきた上昇気流を棟から逃がします。
そして釘の間隔は150mm以内。
この時、釘打ち機の圧力を上げ過ぎて釘の頭が合板にめり込まないように注意します。
そして、要注意なのは釘の種類 N釘、CN釘、NC釘という種類があります。
CN釘は太め釘と言って2×4工法に使われる釘で、今回の地板に打つ釘はN釘です。
ここで注意しなければならないのがNC釘!
このロール釘を打たれる大工さんが多いのですが、実はこれ軸が細いために構造用としては強度が足りていません。間際らしい名前なので要注意です。
今回、野地板12mmの場合にはN38以上で打たなければならないのでN50のロール釘を使いました。
野地板一つ張るのにもこのようにいくつもの決まりがあるっていう話でした!