「2階のある平屋」と聞いて疑問に思う方が多いでしょう。
平屋は2階がない建物を指します。
ここで指す2階のある平屋は、ロフトやスキップフロアなどを活用した平屋を指します。
2階のある平屋にどんなメリットがあるのか、どんな間取りになるのかご紹介するのでぜひご覧ください。
□2階のある平屋のメリットとは?
1.平屋のデメリットを補える
平屋には以下のようなデメリットがあります。
・広い土地が必要
・建築費が高くなる
・間取りの中心が暗くなる
・プライバシーを確保しにくい
・洗濯物を2階に干せない
上記のようなデメリットも、ロフトやスキップフロアなどの間取りを作れば対応可能です。
特に建築費用は、2階建てとそこまで変わらずに平屋チックな家を建てられます。
広い土地が見つかりづらい、土地代が高い市街地で、平屋をお考えの方はロフトやスキップフロアなどを利用した2階のある平屋を検討してみてください。
2.外観がスタイリッシュ
2階のある平屋は外観に凹凸が少ないです。
モダンでシンプルな印象は現在の流行りです。
個性を出したい方は2階建て風の平屋にしてみてはいかがでしょうか。
3.開放感のあるリビングを作りやすい
平屋は2階の重み、面積を考慮せずに建築可能です。
そのため、普通の家よりも天井高をアップさせたり、柱を少なくしたり、開放感のあるリビングを実現できます。
家で過ごす時間が増えてきている今、リビングにこだわってみませんか。
4.子供部屋だけ2階に作れる
これから子育てを迎える方には、2階を子供部屋専用にすることをおすすめします。
生活スペースから子供部屋を離すことで、子供の就寝時間を気にする必要がなくなりますし、勉強に専念しやすい空間ができあがります。
ただ、孤立感が強くなるケースがあるため、リビング階段にするなどして、家族とのコミュニケーションを増やす工夫を取り入れましょう。
5.老後も暮らしやすい
子供が巣立った時は、2階を納戸やゲストルームにすれば良いでしょう。
生活エリアは変わらず1階のみになるため大規模なリフォームをせずに老後まで暮らせます。
□2階のある平屋の間取り例とは?
実際に30.94坪の間取りを見ていきましょう。
1階にファミリークローゼット、4.5畳の洋室を作ります。
洋室は趣味部屋としても、夫婦の寝室としても活用できます。
水回りは1か所に集めると家事動線が良くなります。
ファミリークローゼットは出入り口を2か所に作るとアクセスしやすいです。
2階には寝室と子供部屋の3部屋を作ります。
1階にファミリークローゼットを配置することで収納も必要最低限にできます。
□まとめ
2階のある平屋の間取りについて具体的に見ていきました。
どんな暮らしを送りたいのかによって適した間取りは変わってきます。
理想の間取りをたてたい方はぜひ当社までご相談ください。
一緒に理想の家を実現しましょう。